駒沢通りと環状7号線の交差する角地に計画された1、2階が店舗、3、4階が住居の複合施設である。通りのランドマークとなるべく円柱状のフォルムで、低層部はショーケースのようなできるだけガラス張りとした。さらに環状7号線のバイバスからも認知される屋上広告塔も円柱状とした。計画は施工業者も決定し、着工寸前の時、東日本大震災が発生し建築資材の不足、工費・工期の見直し、そしてなによりも将来への不安が原因で残念ながら中止となった。
所在地 東京都世田谷区野沢
施主 サン都市計画
設計 伊東空間研究所
構造設計 構造設計工房デルタ
構造 鉄骨造地上4階
敷地面積 107.6m2
建築面積 84.7m2
延床面積 299.1m2